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Nullでの金策―Ratting編

簡単なレクチャーでNull初心者でも時給40M達成!
Caladrius AllianceはRatで稼いでPvPに明け暮れる社畜を募集中!

14年5月22日(木)、Caladrius Alliance内のSAKUMA社に入社して一週間ほどのL氏が、単独での時給40M体制を安定したRattingにより維持できるようになったと報告が上がった。
L氏が行っているのはGallenteの戦艦DominixにSentryDroneを搭載して行うAnomalyRatting。Caladrius AllianceのRatting指定宙域に出没する宇宙海賊Angel CartelのAnomaly「Angel Forsaken Rally Point」を攻略する。1サイト当たりの総Bountyは約20M(EVE Onlineではゲーム内通貨約600M強で1ヶ月のゲームタイムが購入可能)。1サイトの攻略には30分を要していない。
L氏は「入社前に聞いていた通り、苦労したのはほんの最初だけで、コツを掴めばすぐに安定して稼ぐことができるようになりました。この収入はPvPの練習に費やしていくつもりです」とB-Rの動画などで見たNullSecでの艦隊戦に期待を込めて話した。

Caladrius Allianceでは戦意溢れるカプセラを随時募集している。


EVE宇宙においての中心であり、商都と目されるJitaやAmarrが存在するHighSec。そして、そこから遠く離れた遠宇宙、無法地帯とも呼ばれることのあるNullSec。

NullSecにおいてはNPCである四大国家の庇護はなく、あまたのカプセラたちが織り成す連合体と企業によって自治が行われ、その絶妙な均衡の中で各々の戦争が、経済が、そして生活が営まれている。

我々Caladrius Allianceも、そこで活動する企業同盟のひとつだ。

我々の活動は、更なる上位同盟組織であるN3によって一定の保証が――対価として一定の義務を履行することで――行われている。
しかしそれはあくまでも「この範囲で活動してもよい」というルールの大枠を用意してくれるだけで、全ての諸経費を払ってくれるわけではない。
会社に所属するカプセラたちは、その許可された範囲内に存在するリソースを活用し、自己および会社資金の確保を行う必要がある。それはRattingであったり、PIであったり、物資類の商取引であったり、基本的にはHighSecとそう変わらない。

では、HighSecとは何が違うのか。
今回はその中でRattingについてを同盟所属記者のZin Hakaariがお伝えする。


――さて!

堅苦しい前置きはこれぐらいにして、NullでのRattingの実情を伝えよう。

おそらくNullにおいて、最も一般的に行われているのがAnomalyRattingだ。
HighSecではAnomaly相手のRattingはそこまでメジャーではないと思う。大抵はお馴染みCNRあたりに乗ってMissionで稼いでいるのではないだろうか。
「Anomaly? プローブとか出して見つけるアレ?」――こう思った人も多かろうと思う。

ここで言うAnomalyとは、探査用プローブを出さなくてもスキャナ画面を見れば誰にでも見つけられる簡易Rattingサイトのことだ。
HighSecでは不定の湧き方をしているが、NullSecにおいてはその限りではなく、同盟が確保したSystemにちょっと高価なアレコレを行うことで限りなく湧き続けるようにすることができる。

このように、System内に湧いていれば誰でも見ることができる。

AnomalySite

「あのAnomalyが限りなく湧き続ける?」――HighSecでAnomalyを見つけたら積極的に攻略している人は、ピンとくるのではなかろうか。
AnomalyはMissionと違って依頼の報酬やLPこそないものの、海賊相手のBountyを稼ぐだけならMissionの数倍の効率を誇るからだ。

初期配置の1Wave目。このようにBSを含む小集団が7Waveまで出現する。

Angel Forsaken Rally Point

Anomalyサイトの難易度はピンからキリまであり、NullSecのAngelの簡単なサイトでも1サイトあたり8M、最高難易度なら30Mにもなる。攻略が完了したら次のAnomalyに向かってWarpするだけなので、Missionにつきものの報告インターバルは存在しない。

「高スキルじゃないと難しいんじゃないの?」――そんなことはない。
記事頭でもお伝えしているように、例えば現Caladrius Allianceの領地の場合、必要なものは「Gallente BattleshipスキルLv3~4と、SentryDroneT1を充分に扱えるだけのDroneスキル群」だけだと言っていい。これらをトレーニングするのに必要な時間は、キャラクターを作成してから1ヶ月未満だ。

有り合わせの装備だが、これでも十分だ。

Dominix Drone戦仕様

その理由は、ある程度の防御スキルを必ず鍛えなければならないMissionとは違い、交戦距離を自分で選択した状態から開始できるAnomalyRattingの特性にある。遠距離攻撃を行えない、あるいは近寄らなければ十全の火力が出せないタイプのNPCを相手に、70km相当の射程を持つ「Bouncer」SentryDroneをもって一方的に攻撃すれば、防御はごくごく最低限しか必要ではない。
その分を火力に回すことができるので、Bounty0.5~1M相当のBS群を高速に処理し、高時給を叩き出すことができるのだ。

もし、戦艦にまだ乗ることができない、という人でも道はある。
NullSecのアステロイド・ベルトには5隻前後の海賊NPCが頻繁に出没する。その中の戦艦クラスはBountyが1~1.5M。Dropするモジュール類も充実している。
こいつらはBattleCruiser、巡洋戦艦レベルの戦闘力で充分に殲滅が可能だ。これらを狩り続ければ、時給40Mとはいかなくても、20Mぐらいは余裕で達成することができる。

Nullは確かに危険なところもある。CTAという義務も存在する。
しかし同時に、魅力的な稼ぎ場を提供してくれる場所でもあるのだ。

以上、Zin Hakaariがお伝えした。
次回は採掘艦を使った堀稼ぎについてお伝えするつもりだ。

Caladrius AllianceはNullに興味を持つ、あなたの入社を渇望している。

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