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ZJ-QOOの戦い / Battle of ZJ-QOO

遠征


VVVの崩壊によって空白化したTenalは一種の緊張状態にあります。Pandemic Hordeと、Caladrius Allianceが所属するWinter Coalitionは互いにTenalの保持を目指しており、そこで様々な摩擦が起きていました。

この日、Caladrius AllianceではZJ-QOO星系でのAstrahusのアンカーが予定されていました。
それを嗅ぎつけたPandemic HordeはCerberusを主軸にした正規艦隊を召集し、これを破壊すべく一路Tenalへと向かってきました。

いわずもな、Pandemic Horde(以下PH)はEVE宇宙で一二を争う超巨大アライアンスであり、その正規艦隊の規模も桁違いです。
特に最近VVVを始めとした崩壊した中華系アライアンスのメンバーを多く取り込んだことからその人数はさらに肥大化していました。

Pandemic Horde EVE内最大レベルのメンバーを誇る

The Kalevala ExpanseにあるPHの本拠地、R1O-GN星系のKeepstarから出港したCerberus Fleetの艦船総数は170を超える大艦隊であり、その時出港した誰もがこの後に起きる悪夢を予想だにしなかったことでしょう。

 

PHの艦隊がZJ-QOO星系まで至る道のりは決して順調ではありませんでした。
彼らがZJ-QOO星系に向かうルートとして選んだのはVale of SilentとTributeを経由するルートでしたが、それはWinter Coalitionの目と鼻の先を通るようなものでした。

PHの移動ルート 長距離を移動しているのが分かる

当然Winter Coalition側はこれを見逃さず艦隊から遅れたのを一隻また一隻と捕まえては撃沈し、そのためPHはTenalに侵入するまでに多くの時間を要しただけでなく数隻の損害をこの時点ですでに出す羽目になりました。
しかしそれでもこの大艦隊にとってはまだ許容できる損失であり、多少の疲労感を抱きながらもPHはなんとかTenalに侵入するに成功しました。


一方のCaladrius AllianceもまたこのPHの大艦隊の移動をしり、自分たちがPHの攻撃目標であると確信するに至りました。

PHが攻撃を仕掛けてくるとわかった以上、Caladrius Allianceが取るべき選択肢は2つしかありません。
「諦める」か「戦う」かです。

Winter Coalitionの盟主であるFRTはEsoteria方面で忙しかったためこの急な救援要請に応じることができない状態であり、常識的に考えれば数の上で圧倒的に不利であるCaladrius Allianceは「諦める」他なかったといえるでしょう。

しかし今回Caladrius Allianceは敢えて数での圧倒的不利を承知の上で「戦う」ことを選択し、結果両軍はZJ-QOO星系で相まみえることになったのです。

(恐らくPH側も、まさかCaladrius Allianceが本当に自分たち相手に戦いを挑むとは考えていなかったのだと思います。)

 

今回幸いなことにSiege Green.は快く救援要請を受諾してくれたものの、それでもCaladrius Alliance側の数の上の不利はまだ覆せない状態です。
またSiege Green.側はPHと同じくCerberus Fleetを使う予定であったため、同じようなフリートの撃ち合い正面からの撃ち合いになってしまっては質ではなく数の勝負になってしまうことからCaladrius Alliance側がPHの攻撃を正面から受けきるようなフリートを出す必要がありました。

そしてついに、Caladrius Allianceは「戦う」ための重大な決断を下します。

Nightmare艦隊

出撃せよ

悪夢

Nightmare トゲトゲがカッコいい

Nightmareは遠距離まで届く強力なレーザー武装と高い防御性能を持ち、サブキャピタルの中でもトップクラスに強力な艦です。
Caladrius AllianceはそのNightmareの高い性能によって数の上の不利を覆そうと考えました。

実は、Nightmareは現在ではほとんどの勢力で既に使われなくなってしまった艦です。
どうしてこのような強力な艦が使われないのか、それはNightmareのあまりに高い値段と調達の困難さに起因します。
NightmareはSansha(海賊製)BSであり、船体だけでも1隻1B(10億 ISK)を超える超高額サブキャピタル艦です。Cerberusの船体が220M(2.2億 ISK)程度であることと比較すればどれだけ高価かお分かりになるかと思います。さらに言えばNightmareの能力を十全に生かすためには装備にも高額なモジュールが必要になるため実質的な価格はさらに跳ね上がります。
またJita 4-4ですら十数隻程度しか販売に出されておらず、全宇宙を見渡しても販売されているNightmareは50隻にも満たないことから、数をそろえることがどれだけ困難か容易に想像できることでしょう。

Cerberus お手軽に遠くからHeavy Missileを撃てるためよく使われる

このようなことから、もしNightmareが多く撃沈されるようなことが起きれば、防衛目標だったAstrahusそのものよりもはるかに大きい損害が出てしまうため、Caladrius Allianceにとってこの戦いは絶対に負けられない戦いとなったのです。
いわばCaladrius Allianceは背水の陣の覚悟でこの戦いに臨むことになったのです。

ZJ-QOO星系に先に入ったのはPHの艦隊でした。160隻の艦隊の陣容は圧巻そのものであり、艦隊の移動によってTenal中でTidi(サーバー負荷の軽減のため時間の進みが遅くなる現象)が発生するほどです。

対するは27隻のNightmareを中心としたCaladrius Allianceの艦隊であり、数の上では劣るものの不退転の覚悟のもとZJ-QOOに侵入します。

そしてついにZJ-QOO星系にある防衛目標のAstrahusの上でNightmareとCerberusの戦いが始まりました。

 


まず仕掛けたのはPHのCerberusでした。Nightmare艦隊から150km離れた位置にwarp inすることでCerberusの射程ぎりぎりからNightmare艦隊を攻撃する作戦です。
ミサイル艦の特徴として、距離によって与えるダメージが変わらないというものがあります。したがってタレット艦であるNightmareから離れれば離れるほど、Nightmareからのダメージは減るもののCerberusが与えるダメージはそのままというCerberusに有利な状況を作り出すことが出来ます。

一方Caladrius Allianceは戦闘開始に先立ちFAX(味方のリペア能力に特化したCapital艦)を投入することで数の不利をカバーする戦術に打って出ました。


戦いが始まってすぐ、PHの艦隊に動揺が走ります。Nightmareのレーザー砲から無数の光線が発射されたかと思うと、直後PHのCerberusが爆発したのです。
CerberusはADCの起動(一時的に受けるダメージを4分の1にする効果)やリペア要請する間もなく次々にNightmareによって撃沈されていきました。

そう、実はNightmareにとって150kmという距離は全く問題ではなく、十分にレーザー砲の射程内だったのです。

一方PHのCerberus Fleetから放たれるミサイル群はFAXによる強力なリペアとミサイル迎撃艦によって阻まれNightmareに十分な打撃を与えることが出来ません。
遠足気分で、あわよくば適当な雑魚を倒して帰るつもりだったPHの遠征艦隊にとって、この状況はまさに悪夢といえるものだったでしょう。
その間にもCerberusの被害は拡大していき、さらにSiege Greenの艦隊も到着して側面からPHの艦隊に打撃を与え始めたため、最終的にPHの艦隊は敗走せざるをえなくなりました。

ついにPHの遠征艦隊はCaladrius AllianceとSiege GreenのNightmareやCerberusを一隻も沈めることが出来ないまま、Astrahusの攻略にも失敗するという悲惨な結果でZJ-QOO星系を後にしたのです。


しかしPHの遠征艦隊にとっての悪夢はまだ終わっていません。
PHの艦隊は帰路もまたVale of Silentを通過したのですが、それを待ち受けていたのはFRTの落ち武者狩り艦隊でした。

もはやPHの艦隊には行きの時のような戦力はありません。Caladrius AllianceとSiege Greenによってボコボコにされ、ぼろぼろになった艦隊がそこにいました。

ぼろぼろになったPHの艦隊は次々に落ち武者狩りに遭い、最終的に1時間以上かけて艦隊総数の半分以上を失いながらなんとか本拠地へと逃げ帰ることが出来たのです。

戦いの開始を静かに待つNightmare艦隊

 

教訓

ZJ-QOOの戦いのバトルレポートは以下の通りです。Caladrius Alliance / Siege Green合わせてScimitarが4隻撃沈され、一方PH側はその5倍の損失を出しています。

https://br.evetools.org/br/61dee0b51178f600f82c1641

 

Caladrius AllianceはPHに比べるとちっぽけなアライアンスに過ぎません。Siege Greenもまた規模ではPHと比較にならないのは明白です。
数の上ではCaladrius Alliance / Siege Greenは確かにPHに負けていました。

しかし戦いで勝ったのは、間違いなく私たちなのです。
PHという超巨大アライアンスの正規艦隊からの攻撃を、私たちは見事に粉砕したのです。
母数が少ないからと言ってCaladrius Alliance / Siege Greenといった日系/韓国系のアライアンスを軽視すべきでないでない、ということをこの戦いの教訓としてどの勢力も学ぶことでしょう。

私たちの勝因はいくつか考えられますが、「戦う」ことを選択しなければ勝利がなかったということだけは確実に言えるでしょう。
一方のPHにもいくつかの敗因が考えられますが、最も大きな敗因はTenalへの遠征そのものではないでしょうか。

先ほどのマップを見てもわかるようにPHの本拠地からみてTenalはあまりに離れています。ここまで離れた土地を維持・管理するのは極めて困難であると考えられ、また今回の戦いでも実証されたと言えるでしょう。
Winter CoalitionはタダでTenalを保有しようと言っているわけでは決してありません。Winter CoalitionはPanfamにとって維持・管理の上でも、公平性の上でもかなり有利な交換条件での取引を既に提示しています。

Panfamがこの戦いの教訓から学ぶのか、それともまた過ちを繰り返すかはわかりませんが、彼らが真っ当な判断をすることを願っています。

 

最後になりますが今回もまたSiege Greenには多くのことを助けていただきました。

この場を借りてお礼申し上げます。

 

 

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