何気ない金曜日だった。
ふと思い立ったCaladrius AllianceはJump Bridgeの財源を手に入れるため、T-IPZBにあるPandemic LegionのMoonに狙いを定めた。
彼らは北部で戦っており、南部には手を回す余裕がないだろうと判断してのことである。
同じくPL所有のMoonがいくつかあるため、隣人のTactical Supremacyを誘い、Moonの分割の交渉を行い、協力を取り付けた。
金曜日にRFに入れた際にすでにPandemic Legionのストロント調整役がいた。これによって相手のメインタイムにRF明けが来ることが確実になり、全員が戦いの雰囲気を感じていた。
RF明けの日曜日午前7時半Tactical SupremacyやJust let it happenと共に合同Fleetを組んだ我々は、POS REPを阻止するべくDreadnought10隻を含むRattlesnake艦隊を編成した。
Pandemic LegionのCapital FleetがJumpしてきたのを確認したのち、こちらも準備を進める。
現地に潜入させてあったCloaky Cynoは準備を整えており、あとはPandemic LegionのMinokawaとThanatosをDreadsでミンチにすれば終わりのはずであった。
Jump Range範囲内にもたまたま空いていたWormholeの向こう側にはPandemic Legionの姿もなく相手はこちらの迎撃を察知していないとFCは判断した。
戦端はこちらが開いた。Rattlesnake艦隊がPandemic LegionのPOSの前面に到着しBouncer sentry droneをDropした。
さらにDreadsを、Minokawaの眼前にDropさせた。
FCの「Siege Green! Again Siege Green!」の命令の元、DreadsはSiege ModuleをActiveにし、目の前のPLのCapital艦隊へと砲門を開いた。
だが、その時、Localが一気に増え、Pandemic LegionのSleipnir艦隊が突如出現。そして彼らは我々Rattlesnake艦隊に対して接近戦を挑んできた。
FCの「WTF Scouts!!!!!!!」という叫びが聞こえるが、どこからも敵勢の報告は上がっていない…つまり…
「Log off TRAP! Its a trap!」という悲鳴に近い叫びがこだました。
ここに至って、状況を察したFCはこちらのFleetの重要な回復薬であったMinokawaの投入を取りやめる。
「Dont jump Minokawa Dont jump triages!」FCの叫び声と共に現場は大混乱へと陥った。
40人のSleipnir FleetはSmall Droneをきっちり分散しててて来ており、その練度の高さを見せつけるとともに、たったの3volliesでこちらのRattlesnakeを正確に打ち抜いていった。
FCはCapital艦隊の各自離脱を指示しつつ、Sub CapによってCapital艦隊を助けるべくできるだけの援護を行った。
だが、その抵抗もむなしく、1隻1隻と沈められていくこちらのDreads、そして容赦のないSleipnir Fleetからの攻撃によって一瞬にして壊滅した。
その結果は以下のようになった。
『-000-、TIKLE連合艦隊』
Tactical Supremacy 損害額17.02Bil 20人出撃 DN5隻中3隻、Tengu2隻、Rattle8隻 損失
Caladrius Alliance 損害額15.48Bil 18人出撃 DN4隻中3隻、Rattle9隻(全滅)、ForceRecon2隻 損失
Just Let it Happen 損害額2.93Bil 3人出撃 DN3隻中2隻 損失
『Pandemic Legion艦隊』
Pandemic Legion 損害額9.9Bil 66人出撃 内、Sleipnir出撃数39隻
POS防衛隊 Minokawa4隻中3隻、HIC1隻、ForceRecon1隻、Dictor2隻 損失
Sleipnir Fleet 損害ゼロ。
『ロシア人艦隊』
Dangerous Voltage 損害額11.86Bil 31人出撃 Loki16隻中15隻、Tengu1隻、HIC1隻、Dictor1隻 損失
Wings Wanderers 損害額969.72Mil 3人出撃 Loki1隻、Tengu1隻 損失
…ロシア人?どうやら彼らは我々を壊滅させようと手ぐすねを引いて待っていただが、こちらが壊滅した後に運悪く突入して壊滅したようだ。
この戦闘によってCaladriusのDreadnought Fleetは壊滅し、その再建のため時間と費用を費やす羽目になったのであった。