
お知らせ
Caladrius Groupの中核コーポレーションである"Caladrius Nest"社は、Fountainリージョンを中心に活動するアライアンス、The Initiative.(以下Init)に7月24日付で加入しました。
これに伴いCaladriusは北部ヌルセクから撤退し、Winter Coalitionからも離脱しました。
理由
Caladriusが北部ヌルセクからの撤退を選択した理由はいくつかありますが、最も大きいものは、北部ヌルセクに長く居すぎたことでしょう。
Caladrisu Allianceは2016年の9月にDelveからBranchに移動してきてから9年近くにわたりA-G1FMを中心としたBranch/Tenalに居続けました。
その間、領土は何度も攻撃を受け、私たちはその度に撃退をしてきました。また所属がDead CoalitionからWinter Coalitionに変わってもCaladriusはBranch/Tenalに居続け、結果として様々な利権を長期間保持することが出来ました。
一方で長期間北部ヌルセクに留まったことによる問題も徐々に表面化してきました。
一つ目はBranchやTenalが平和になりすぎたこと、これによるPvPコンテンツの不足です。
私たちが所属するWinter Coalitionは、Coalitionという名前がついているものの、実態はFraternity (以下FRT)が戦力の9割以上を占めていました。
FRTは中華系を主体としているため、特にアジア人がメインで活動する時間帯に出撃可能戦力が最大となり、逆にヨーロッパやアメリカが夜の時間帯は出撃可能戦力が少ないという特徴を持っています。
そうなると相対する敵は、FRTの戦力の多い時間帯からストラクチャの脆弱時間帯(ストラクチャを破壊するためには脆弱時間帯に指定されたタイムゾーンに出現する、ストラクチャのアーマーやハルを攻撃できる15分~30分間に攻撃をする必要がある)をずらす戦略をとり、結果としてCaladriusがメインで活動する時間帯に相手のストラクチャを攻撃するようなPvPの機会はほとんどなくなってしまいました。
またCaladriusの領有するBranch/Tenalは接続する領域のほぼ全て(Cobalt Edgeを除く)が味方の領域となってしまったため、攻撃を受けることも少なくなり、またBranch/Tenalを中心として拡張をしていくことも難しくなってしまいました。つまり、アライアンスとして戦略的意義のあるPvPコンテンツがほとんどなくなってしまったのです。
二つ目は活動のマンネリ化と長期的目標の欠如です。
Caladrius Allianceは早々にゲーム内で最大級の建造物であるKeepstarを建設し、Dexstarと名付けられたこのKeepstarを本拠地に据えました。
また領土内の開発の一環として、領土内全ての星系にFortizarを設置し、どの星系でもCapital艦をドック出来るようにしました。
更に生産についてはSotiyoを建設し、自前でゲーム内最大級の艦種である、Titanまで自分たちの領土内で製造できる体制を整えました。
もちろん精錬についても、研究・発明についても、そしてその他の生産活動についてもゲーム内で実現できる理論値、もしくはそれに極めて近いレベルが出来る設備を保有していました。
手が届く範囲の物は全て手に入れてしまった後で、ここから何をすればいいのでしょうか?
結論から言えばCaladriusはこの点について答えを出すことはできませんでした。
北部ヌルセクから撤退するときに運ぶのが大変なほど大量の大型艦船を製造してみたものの、気持ちの上での長期的目標の欠如が解消されることはついにありませんでした。
これはむしろゲームバランスの領域に属する問題で、ゲームとしてヌルセクでここまで長期間にわたり、追い出されずに同じ場所に留まり続けることは想定されていなかったように思います。実際にCaladriusによるA-G1FM星系の支配は、おそらくゲーム内でも最長記録もしくはそれに近いレベルでした。
三つ目の理由は、定型タスクの増加です。
ヌルセクにおける領土を管理するアライアンスとして維持していくうえで、様々な定型タスクが必然的に発生します。
ゲーム内だけでも、領土内のADM※の維持や敵性ストラクチャの監視、全てのストラクチャへの定期的な燃料の補給などを継続的にやらなければいけません。
また資金源ではあるものの、Skyhookからの定期的な資源回収やMercenary Denのメンテナンス、保有している月資源の採掘や回収なども、定型タスクとしてメンバーの活動の多くを占めるようになりました。
多くの利権を保持することによってISKを手に入れられた一方で、活動時間のうち、少なくない時間を定型タスクが占めるようになっていたという点は否定できません。
※ADM(Active Defense Multiplierの略、この数値を高いレベルに維持すると防御しやすくなる)
決定打
これらの要因が重なった状況において、最終的に撤退の決定打となる事態が起きました。
Winter Coalitionより、月資源と領土をFRTに移管するよう通知されたのです。
この状況において、Caladriusとして取りうる選択肢は大きく分けて2つしかありません。
通知に従うか、それとも拒否するか。
通知を拒否した場合、Winter Coalitionからの除名、そして攻撃を受ける可能性は極めて大きく、周りをWinter Coalitionに囲まれた立地において、領土を実力で守り切ることは不可能です。
そうである以上、通知に従う他ありません。
Winter Coalitionとしてもある程度の引け目があったのか、迷惑料は支払うとのことでしたので、
最終的にCaladriusは通知に従って月資源と領土をFRTに移管し、代わりに迷惑料を受け取ることを選択しました。
このタイミングで、Caladriusは改めて今後の身の振り方について考えることにしました。
もちろんWinter Coalitionに残ることも有力な選択肢です。幸いなことにFRTからはVale of Silentで活動してよいとの連絡は受けていたので、少なくとも形式的には活動場所には困りません。
しかし、Winter Coalitionに残ったところで、Caladriusの抱える課題は解消するのでしょうか?このままずるずると同じようなところに留まっても、問題は解決しないのではないでしょうか?
そうである以上、Caladriusとして再び活気を取り戻すためには、Winter Coalitionを離脱し、北部ヌルセクから撤退することが最善ではないか、そう考えるに至り、結果としてCaladriusは北部ヌルセクから撤退を選択しました。
北部ヌルセクからの撤退は多くの困難を伴いながらも平和裏に行われ、大きな損失もなく、数十隻におよぶTitanやSuperCarrierの大艦隊も無事に終着点まで移動させることが出来ました。
これが達成できたのも、多くのメンバーが撤退に非常に協力的だったからに他ならなかったからです。この場を借りてあらためて感謝申し上げます。
今後の方針
Caladrius Groupの中核コーポレーションである"Caladrius Nest"社は今後Initの一員として、活動をしていきます。
Initで活動したい日本人プレイヤーにとっては、Caladrius Nestはコミュニティとしても最も有力な選択肢の一つになります。
Initに入ってからの活動についてはまた別の記事で紹介させていただく予定です。
Good Bye, North. See you again.
CaladriusHive入社案内
Caladrius Hive はカラドリウスアラインアンス管轄の初心者向けコープです。
社内ではみんなでの石掘り、社員同士の情報交換など、始めたばかりの方がEVEになれるまでのサポートをしています。
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社員は思い思いの活動をしながら、それぞれの目標に向かって活動しています。
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