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さて、標題のとおりSRPについて2年前のAlly設立当初から現在までの移り変わりをを簡単にですが、ご紹介できたらな~と思います。(変遷なんか興味あるかは別として!
Ally発足当初の状況
そもそも、Caladriusがなぜできたのか~とかから説明しないとなのですが正直話が脱線しやすい私。書き切れず、収拾つかず、本題に戻れず、何がなんだか!ということになりかねないのでそのあたりはすっとばして、超簡単に書いてみます。
・2012年3~4月
特に当てもないけどNullsecでの活動を主目標としてAllyを新規に設立する話になり参加。
・2012年5月
特に当てがないのは変わらないけど、試行錯誤しながらNullAllyのマネ事をしてみようということで、とあるLowsecにAllyの拠点とすることに。
Nullに進出する為、Allyとして組織的な戦闘行動が必要だったことから、当時の拠点SystemのPOCOを攻撃したりPOSを攻撃してみたり、近場のNullへのローミングを試みる。結果を求めるというよりも、皆で動けるかを重要視していました。
当然のごとくLossがでるし、Allyとして活動するにもお金も何もないので、運営費ということで各社から500mil徴収することに。合わせてAllySRP実装←ここがはじまり
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必要性
当時、設立以前から懸念していたのは如何にしてPVPに興味をもってもらうかというところでした。Tricell時代でもそうでしたがCTAに参加する人の少なさだけでなくPVP自体積極的に行っていたプレイヤーは極少数でした。PVP未経験のプレイヤーに突然ここ攻略するから集まって!と言ったところで艦隊行動も満足にできるわけがないし、それがトラウマになりかねないことを懸念しました。
SRPについても、単純にCTAでのみ損失というのでは、そもそもの参加者がいないのでは機能しませんよね。その為、”気軽に”PVPができるようにCTA以外のローミングや個人LVでの戦闘にもSRPを対象にすることにしました。金策についてもAllyLVで用意できるように模索し始めてました。
予算
AllianceのSRPに割り当てられる資金についてですが、当初から現在まで一貫して予算ベースで動かしています。上記のとおり、SRPをなんにでも適用するとは簡単に言えますが、実行するに当たっては金がなければ払えない。その為、あるお金の中で、やりくりするしかなかったのです。
当然 補償合計額が予算を上回ることも懸念されますが、OVERしてしまった金額については、各申請毎に按分して対応するこになっています。
例)予算100isk,A申請60isk,B申請80isk
予算100-補償合計額140=40isk overしてしまう。しかし手持ちは100iskしかない。その為、100iskを限度額として按分する。
実際にもらえるA申請42isk
実際にもらえるB申請57isk
といっても当時のPVPにおけるLOSSが限度額を超えるほど多く出たことはほとんどありませんでした。一年の中でもGW、夏休み、年末年始の大型連休ぐらいだったと記憶してます。
AllyFeeとして入ってくるお金のほとんどはAllySRPの予算になっていましたが、資金的なLVでいえば、Capitalクラスの船を補償するほど余裕がありません。その為、Sub Capitalのみ適用し、中でもTech3やFaction ship,module等は指定fit以外はSRP適用対象外としました。当時はそこまで高性能な船を扱うことを念頭にしていなかったことや、1申請でどか~んとお金がかかってしまい、予算OVERしてしまうと他のloss申請までに影響がでてしまうことを防ぐ為でもありました。
また、SRPだけで戦闘参加者が増えるわけでもなく、より多くの参加者による艦隊行動ができるようにする為にAlliancePVPerを増やそうの会、略して”アラパー”といった会を組織し、定期的にRoamingツアー開催したり、戦闘談義をしたりと色々な面から斡旋をしました。(主導してくれたメンバーありがとう!)
状況補正
当時、どういった状況で落ちたかにより、支払い額が変動しました。現在でも状況補正はありますが、若干内容が異なっています。
補償グレード
A100% Allyの公式なOP/CTAへ参加時のLOSS
B 75% PVP目的の艦隊行動をしている場合のLOSS
C 50% PVP目的の3人以下で行動している場合のLOSS
また、SRPとも連携してアラPerに参加した場合は資金的なLossがないようにグレード[A]として扱いました。どうしてもCTA/OPと聞くと身構えてしまう人もいるかもしれないということで、アラPerは初心者向きの参加しやすいものとしていたので気軽に参加して落ちるのを気にせずやれればという狙いがありました。声かけに答えて人が集まる流れを作れればそれだけで成功だったというのもあります。
適用基準
2012年5月のキルロス
http://000.eve-kill.net/?a=home&m=05&y=2012
また、LOSSすべてがSRP対象になるわけではありませんでした。一定の基準を設けてそれに該当しない場合のfitについてはSRPの対象外ということになります。しかし問題なのはその判断をどこでするかでした。
結局細かい基準を作りがんじがらめにするよりも、問題となるような場合にはその都度の状況をヒアリングし担当が支払うかどうか話し合いが行われます。といっても、fitについてあれこれ話したのは数える程度だったと記憶しています。なぜかというとfitどうこうよりも上で書いてある通り、戦闘に参加するかしないか、集まって艦隊行動ができるかできないかのほうが重要であったことやSRPの予算をOVERすることがほとんどなかった為にそこまで目くじらを立てる必要もなかったわけです。
一人でも多くPVPに興味をもってもらいそこからCTAへの参加率を上げることのほうが遥かに重要な課題でした。
そもそもPVPのfitを構築する段階でもあり、判断する側が正しいfitなのか非常に細かい判断ができるか微妙であったということもあります。(noob!!)
基本として、DualTank、Notankにはしない、Turretは射程を揃える、速度Fitなのか、短距離を想定したTANKfitなのか、TANKでもActiveTANKなのか、passiveTANKなのかそういったところでの判断をしていました。
補填の支払いと周期
そして、活動を維持する為にということで補填作業をするわけですが、実作業について当初はTricell時代のものを参考にしていました。どういったものかというと単純にAllyの支払い担当が、AllyメンバーのLossを定期的にチェックして支払うというものです。
これ文で書くと大したことのないように見えますが、Lossが少ない時期であったからこそできたものです。というのも、Lossをすべて1,2名で処理するわけで、これから活動を活発に行っていき、メンバーも増やしていこうとする中で、到底やり切れるものではありませんでした。支払いの仕組みとしては将来予想される業務の負荷に対して何かしら対策を練らなければならなかったのです!
また、Allyはお金がない、Corpもお金がない、Memberもお金がない!そんな中で維持継続して戦えるようにする為には可能な限り早くお金をLossしたMemberへ渡す必要がありました。一ヶ月単位で支払いをしていると例えば1月1日にLossした人は2月1日以降に支払いを受けるわけで、丸一ヶ月間もらうのを我慢しなくてはなりません。その為、一週間毎でLossが多くなる週末、土日に支払いを行うことにしました。毎週支払い処理をするのは正直なところ大変ではありましたが、2,3人で対応することでつづけてきました。
一年目(2012年度)のSRPのまとめ
・予算ベース・・・上限達したらそっから按分する赤字にはならないよ!でももらえるお金少なくなっちゃうから、おっきい船やお高い船は適用しないよ!
・戦闘推奨・・・CTA/OPだけ補填するんじゃなくて、まずは興味もってもらいたいから身近な戦闘(GateCampとかRoamingとか)でのLossにも適用するよ!
・毎週補填・・・Corp/Memberレベルでお金立替るほど余裕ないし、毎週Allyからお金出そう!
・直接払い・・・AllyからMemberへ直接支払っていた。
以上です。
さてさて当時の資料を引っ張り出したりして少しづつ思い出しながら書きましたが、これからCaladrian達のSRPはどう変わっていくのでしょうか!
もしかしたらつづく・・・かもしれない!