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eveapiの活用(3)

3章 eveの構造
さーてここではapiの話からちょっと外れてeveがどんな形になってるのかおおまかに解説していきますお。
eveのシステムは全てのオブジェクトに固有の数字が割り振られています。
船・船の属性・アイテム・アイテムの種類・PC・npc・corp・alliance・恒星・惑星・月・ステーション・ソーラーシステム・船のスロット・dust etc...
それこそ挙げたらきりがありませんので、ここでは最低限知っておくべき数字の種類を解説していきます。

①typeID
typeIDは一番身近な数字です。例えばeve-centralで検索した時に、urlに出てくる数字がtypeIDです。
最新のデータでは21760コあるようです。こちらが先頭の部分の画像です
含まれているデータは石・船・太陽の種類・スターゲートの種類等汎用的なデータになります。並びはかなり適当です。要整理です。
勿論、21760コ全てが有用なデータではありません。
例えば割りとよく見かけるコンコード戦艦やジョビ船にQAシリーズをつけたfit等はtypeIDの中から面白そうなmodをピックアップし、xmlデータを作成してeveのクライアントにインポートして完成させます。
またdustのデータもここに含まれます(2000コくらい)。6桁のtypeIDは全てdustデータです。
利用先は多岐に渡ります。eve-centralでデータを拾うのにも使いますし、SRPシートPOSシート生産シートPIシート・・・全てのシートに使うと言っても過言ではないです。

②itemID(基礎データ)
typeIDと似ているようで全く違います。
これは同じ種類のtypeIDでは見分けの付かないモノ(これらは別途UniqueNamesが定められています)を識別するのに使います。
最新のデータでは365283コあるようです。
含まれているデータは順番に、npcアライアンス(10^5)・npc会社(10^6)・npcエージェント(3*10^6)・リージョン名(10^7)・システム名(3*10^7)・恒星/惑星/衛星/アステロイドベルトの名前(4*10^7)・STの名前(6*10^7)になります。(カッコ内の数字はtypeidです)
注意してほしいのは、このデータに恒星惑星衛星アステロイドベルト以外のセレスチャルとpc nullのST/OPは含まれないということです。
特にpc nullのST/OPは増えたり、所有権が変更されたり、名前が変わったりするので、このデータはapiで提供されています。
利用先はeve-centralの"usesystem="に入れたりPOSの位置が明確に分かるのでPOSシート等に使います。

ところで一体いつになったらOPに自爆スイッチが実装されるのでしょうか(´・ω・`)

③itemID(apiデータ/10^12)
CCPは意地悪です。なんとapiの中では②のitemIDが例えばlocationIDとして表示されていて、itemIDを全く別の数字にしていたりします。
さて、今皆さんのアセットにはvindiやらdedモジュールやらがいっぱい転がっていると思います。羨ましい限りです。
けど同時にゴミもいっぱい転がっていると思います。弾とか。
その弾は普通スタックさせていますが、shiftキーで分離することもできますよね。
このitemIDではそのスタックの情報を扱っています。
全てのスタック(数は問わない)にはitemIDとして一意の13桁の数字が割り振られています。つまりある1つのitemIDはシステム上で1つしか存在しません。
スタックを分割すると新たに新しいitemIDが生成されます。
利用先はコンテナログシートです。

④Positions
ネタ枠です。
itemIDの場所(X,Y,Z)が記録されています。
new edenのおへその位置が分かります。
dotlanを使わずに燃料計算ができます。
ワープに必要なキャパシタ消費量の計算もできます。

 

次章はこれらのデータを取り出してみます。

ではでは~fly safe!

 

追記

数字一覧をわかりやすくしたのがこちら

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