対象:eve onlineを始めようか迷っている人・初心者・null未経験者
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またもやご無沙汰です。Suzume Laurant です。
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今回は前振り抜きで参ります。
宇宙空間での鉱石圧縮を中心とする生産アップデートが来ましたので、そのざっくり解説をやっていきます。
3月の生産アプデ・圧縮編
先日、石の倍増・掘りロスの導入・ロークアル弱体化を含む生産のアップデートがあったわけですが、その補完的な、割と重要なアップデートが来ました。
順番に見ていきましょう。
まず最も大きな要素であるのは、宇宙空間での資源圧縮でしょう。
元々、ロークアルは自分が抱えている鉱石やアイスを宇宙空間で圧縮する能力がありました。
採掘艦が掘ったものをロークアルに突っ込むことで容量を節約し、長時間掘り続けることができたのです。(まあ適当なタイミングで荷物を保存しに戻らないと、襲われて沈んだ時に全部水泡に帰すわけですが)
先日のアプデで、オルカも同じ事ができるようになりましたが……
その能力が更に大幅拡張されました。
なんと、最軽量の採掘指揮艦であるポーパスにも通常鉱石とアイスの圧縮能力が付加。さらにオルカとロークアルは、今まで圧縮が不可能だったガスや月鉱石も圧縮可能になり、さらにさらに採掘指揮艦に資源を移さなくても影響下にある採掘艦は自前で圧縮が可能になるという、とんでもない緩和措置が執られました。
ロークアルで掘るのではなく、採掘艦で掘る時代にしたい……
というのが運営さんの意図らしいのですが、そのためには是非とも欲しかった機能です。
今まで採掘艦が石を圧縮して長時間掘るには、自分でロークアル(オルカ)を持つか、信頼できるロークアル乗りに協力してもらう必要がありました。ロークアルは信頼できない相手にカーゴを開放して圧縮させたくないでしょうし、採掘艦の側も然り。お互いに石を奪われたりするリスクがありますからね。
今後は同じフリートにいるだけで、ロークアルに一旦石を預けるという手間も無しに、直接圧縮可能になるのです。
おまけに今まで圧縮がそもそも不可能で、掘った後の処理が大変だった月鉱石やガスも圧縮可能に!
今後は月鉱石やガスを長時間、快適に採掘できるようになるでしょう。
うっかり圧縮月石を大量に積んだ採掘艦を沈めてしまったりしたらとんでもない大損ではありますが……
フリート全体に圧縮能力を供給するには、鉱石圧縮装置という装備を採掘指揮艦が付けなければなりません。
これはポーパス/オルカ/ロークアルでそれぞれ別、さらに圧縮したい資源によって別のCompressorが必要になっております。たとえば上記画像は『ロークアルで』『衛星鉱石を』圧縮するのに必要なやつ。
なお鉱石圧縮装置のBPOは各国の海軍NPCが販売していて、材料も一般ミネラルだけなので入手は容易……
だったはずなのですが、お茶目な運営さんはBPOをショップに追加するのを忘れました。BPOの実装は圧縮機能のシステム上の実装の翌日になりました。
大丈夫、この運営さんのすることなので何も驚くことはありません。
なお、鉱石圧縮装置を起動するには船上圧縮技術(Shipboard Compression Technology)、ロークアル用の鉱石圧縮装置はさらにキャピタル船上圧縮技術(Capital Shipboard Compression Technology)というスキルが必要で、さらに圧縮機能の供給範囲を増やすにはフリート圧縮ロジスティック(Fleet Compression Logistics)というスキルが必要です。
……なのですが、これらのスキル本は圧縮実装直後、入手不可能でした。いや、ものすごい高額でjitaでスキル本が売られてはいました。一冊4Bとかで。ぶっちゃけ買いたくない値段です。
なんでこんなことになってるかと言いますと、元々これらのスキル本は先行実装されてて、ORE社のステーションに『リサーチフラグメント』という特殊なアイテムを持ち込むことで入手可能だったんです。この入手手段は正規実装と同時に締め切られました。
ところが……お茶目な運営さんはスキル本もショップに追加するのを忘れました。さらにスキル一覧からISKを払って解放することすら不可能でした。そのため、正規実装時に安く買おうと待っていた人たちが数少ない在庫に群がり、えらいことになったのです。
NPC販売価格が一式で900Mくらいのところ、圧縮実装初日は2B近くになりました。
いやそれでもマシだった。どうせこれは運営のミスだから明日まで我慢すればちゃんとマーケットに並ぶだろうと思って様子見してる人が結構居た。
ところが翌日になってもNPCマーケットにスキル本は並ばず、圧縮スキルは一式揃えたら5B以上というあまりにもえげつない価格となりました。
結局、圧縮実装から三日目にスキル本はマーケットに並び、混乱に終止符が打たれました。なんだったんだ。
ちなみにフリート圧縮ロジスティック(Fleet Compression Logistics)の効果がロークアル用のキャピタル圧縮モジュールに適用さないという不具合があって、採掘基地のテザー圏内に居るロークアルから採掘艦に圧縮効果が届かないという面倒な状況だったんですが、運営さんがこの問題を認識して告知するまでに3日、修正までに5日掛かったという余談もあります。
アプデ・JET缶編
圧縮に比べれば小さな変更ではありますが、割と個人的に重要だと思う変更がありました。
JET缶の容量が倍になったのです。
JET缶というのは、アイテムを宇宙空間に放り出した時に出現する、まあなんでしょうか、一時的なアイテム容器です。これは今まで27500㎥がMAXでしたが、容量が倍になって55000㎥入るようになりました。
これの何が重要か?
先日のアップデートで超絶強化されたマッキノー。こいつと大きな関わりがあります。
スキフやハルクより遥かに大きい、マッキノーの鉱石ホールド容量は44000㎥ちょい。このホールドいっぱいに採掘した石を宇宙空間に放り出すと、JET缶二つに分かれて出てきます。
採掘艦は掘った石を片っ端からJETして、ロークアルのトラクタービームや輸送艦でJET缶を回収し、鉱石ホールドを空けることで採掘だけに専念させるJET掘りというテクニックがあります。
大量の採掘艦を運用する方は基本的にこれが必須のテクニックなのですが、先日のアップデートで採掘速度が上がったことでJET掘りはとんでもなく操作量が増えました。
ですが、JET缶の容量がアップしたことで、石でお腹いっぱいになったマッキノーがJETしてもJET缶は一つで済み、回収の手間が大幅に減るのです。
これは実質的にマッキノーの強化と言っていいでしょう。超強化されて使用人口が増えたマッキノーに便宜を図るのは、採掘艦の時代を作る上で確かに有効だと思います。
しかし……これはもちろんありがたいんですけれど、スキフ君に救いは無いんですか?
ただでさえ良い感じの性能になったマッキノーがさらに強化されたのに……
アプデ・エピタル編
エピタルです。皆さんご存知ですね?(圧)
ご存知の通りエピタル神は、PI品を輸送できる専用の輸送艦です。
しかしPI品ホールドがいくら大きくても、そこにはPI品しか入らないので、PIを始める時にまず惑星に設置しなければならない司令基地(ひとつ1000㎥)を運ぶには適しませんでした。
設置だけは一般の輸送艦を使う方がよかったんですよね。
ところがエピタルに司令基地ホールドが追加され、6つまで司令基地を運べるようになりました。
1キャラが設置できる司令基地はそもそも最大6つですので、取りに戻る必要さえ無く、置きたい司令基地をまとめて設置できるのです。
そう、我らはエピタル神を超えた、エピタル・スーパー・ゴッドの誕生を目の当たりにしたのです。
……ん?
司令基地を2つだけ運べる司令基地専用輸送艦が既にあったような?
てなわけで産業関係のアップデートを雑にご紹介しました。
実は同時に、以前ナーフされたハードナーが若干バフされたり、戦艦に乗せたHPアップ系装備の効果がめちゃ上がるようになったという、これはこれで大きな変更がありました。
高コスト化したせいで使いにくくなった戦艦でしたが、これを頑丈にすることで、コスト承知で使う人を増やそうというところでしょうか。
そして石がどんどこ掘られることで、戦艦の材料も供給される。というのがまあ、運営さんの狙いだとは思います。
この記事を書いたSuzume Laurantは羊社 Electric Sheep Machinery に所属してます。
公開CH:羊への入り方
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