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Null Secの現状―Tribute War

Twitterのほうでも書いたが、Tribute Warが佳境を迎えている。だが、Null Secになじみのない日本人にとってはそもそもTribute War自体が知られていないだろう。

そこで、Tribute Warの説明をしながら、もう一度Null Secの現状を整理して説明したいと思う。

 

Null Secの勢力MAP

1.MBCの解体とDelve Ⅴ

WWB、Delve Vの結果Imperiumは北部から南部へと地盤を移し、旧N3陣営…Northern Coalition.(NCdot)Pandemic Legion(PL)を中核とした陣営が旧Imperium領土を切り分け北部へと展開した。

alliancemap

現在のCoalition配置図

WWBののち、数か月はこの配置で安定していた、しかしDelve Vが集結し、Imperiumも領土が落ち着いたらMBCの崩壊がゆっくりと始まった。

 

2.NCdotの野望

北部一帯からImperiumを追い出したMBCはImperium領土を切り分けたのち、さっそく内部分裂を始めた。といってもNCdotが様々な厄介ごとを起こしてるだけとも言えるのだが。

そもそもの発端はNCdotが「ISKがほしい!月をよこせ!!!!」といってMBCのメンバーであったMordus Angels(MoA)のMoonを奪い取り始めたことにある。それに対し、MoAはマジ切れして「何が何でも戦い続ける!」とのコメントを出していたが、数週間後にNCdotの勝利宣言でこの戦争は終結した。Pure BlindのR64はNCdotの手に落ちた。

NCdotはMordus Angelsから月を奪った後しばらくの間おとなしくしていた。

だが、彼らが静かにしているはずがなかった。NCdotはPLを中核としたPan Famと手を組みFadeを抜け出し9月末にCircle-of-Two(CO2)の領土―Tributeへの侵攻を開始した。

coalitionmap

このTributeへの侵攻にあたって周囲のCoalitionや巨大Alliance—具体的にはDrone Walkers(WALKA)を中心としたTenal Controll Unit(TCU)やDarkness.(DARK.)を中核とするGuardians of The Galaxy(GoTG)、そしてTEST Alliance Please Ignore(TEST)—は旗幟を鮮明にせざるを得なかった。

結局、TESTはCO2の味方をすることに決め、TCUは消極的協力をCO2に、そしてGoTGは消極的協力をNCdotとPanFamへと提供することになった。

CO2とTESTは強固な同盟を結び、Circle of TEST(CoT)と呼ばれるようになった。

今ではTESTは彼らの本拠地まで引き下がることがあろうとも戦い続けるとの声明を発表している。

それに対してNCdotはゆっくりと、しかし確実にTributeを奪いといっていった。

TributeNCdotbreachatNov

前半戦こそSOVを取れなかったものの、11月に行われた攻勢にて北西の領土を奪取し、CO2の領土は削られている。そしてCO2の本拠地であるM-OEE8へとNCdotとPLの手が伸び始めていた。

Offence line

上の地図で表したように西からはNCdotが東からはPLとPHがCO2の本拠地へ向けて侵攻を開始している。

NCdotはTributeのCO2領を奪取すると宣言しており、ここから年末にかけてM-OEE8を巡って激しい戦いが繰り広げられるだろう。

 

3.約束されたシステム.....M-OEE8

M-OEE8は皮肉なシステムである。古くからここはCO2の本拠地であり、WWBの際にImperiumが防衛に失敗した結果、CO2が反ImperiumのMBC側へと裏切る原因にもなった土地であった。

そこのI-HUBを巡って日本時間の11月20日深夜激戦が繰り広げられていた。

Localは1500人を超え、激戦が繰り広げられたものの、NCdotとPLのSupercapital艦隊の前にCoTは敗北した。

それでも、侵攻側はNCdot、PanFam、GoTGと頭数をそろえたものの、50Bilion ISK近い損害を負っている。

しかし、CoT側もI-Hubを失い、もはやSOVの失陥は免れない状況になってきた。I Hubを失うとSOVの防衛力が著しく下がるからである。

ここから年末にかけて、M-OEE8を巡って血みどろの戦いが繰り広げられる。何よりも、そのシステムには稼働しているKeepstarがあるのだ。

 

4.Siege of M-OEE8 and their Keepstar

M-OEE8は早晩失われる、しかし、彼らのCitadelはそうではない。Citadelが失われない限り彼らはそこに艦隊を集結させ、戦い続けることができる。

KeepstarはCitadel Doomsdayを備えおり、さらに言えばCitadel Doomsdayがなくても十分に脅威的な戦闘力を誇っている。

このKeepstarを巡って外交的、政治的、そして軍事的な戦いが年末にかけて続くだろう。

GoTGのメンバーの一員である、Caladrius Allianceもそれは例外ではない。我々はKeepstarが爆発四散する瞬間に立ち会うべく、Fleetへと参加していくことになる。

 

Foch Petain is a member of SAKUMA DROP, Caladrius Alliance. 

 

 

 

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