A.D.2014/1/28, YC116/1/28
私は1隻のCrowを飛ばしていた。場所はImmenseaリージョンのB-R5RB
現在に至るまでNew Eden最大のCapital戦として記録されているTitanomachy、日 本では家賃滞納戦争として知られている戦い。
目の前では無数のDoomsday Deviceが放たれ、彼我のFighter Bombersが入り乱れていた。
だが私のCrowは、目の前で繰り広げられている戦いに対して、全く、そう、完全に無力だった。
私は操艦さえままならぬTiDiの中、一人誓った。いつか、必ず、Doomsday Deviceを眺める側でも、浴びる側でもなく、撃つ側になると。
AD.2017/10/11
GOTGがアンカーしたKeepstarの1st Repair Timerをめぐる戦いは、GOTG側がCapital FleetをMTO2-2へ突入させるところから始まった。
GOTG側は総統のSort Dragon自ら陣頭に立ち、動員した膨大な量のCapitalをHD-JVQより、スターゲートを経由してMTO2-2へ突入させていく。
その艦列のに私のNyx、Apostle、そしてErebusはいた。
そう、あれから4年。私はついに撃つ側になったのだ。
DRF側は、GOTGの突入を妨害するべく、スターゲート周辺に多数の設置型バブルを展開していたが、GOTG側はこれを難なく排除。
建設中のKeepstarへ各艦隊を配置した。
KeepstarのReipair Timerが始まると同時に、Keepstar周辺に多数のCynoが展開され、
DRFのDreadnoughtが数隻単位の小集団となって突入してきた。
同時に、DRFのAbaddon FleetとMachariel FleetもKeepstar周辺へワープ、ここに戦いの火蓋は切って落とされた。
DRF側の意図は明らかであった。
本来、艦隊は集中運用することによって、最大の破壊力を発揮する。
それをあえて分散したのは、各個撃破させることによりDreadnoughtが全滅するまでの時間を稼ぎ、
その間にGOTGのKeepstarを破壊するためであった。
しばし相手の意図を図っていたFCより、ようやくDoomsday Deviceの発射許可が下りる。
私は手近なNaglfarを目標に選び、Aurora Ominaeを起動する。
この1隻目のNaglfarはAurora Ominaeにより轟沈した。
敵のDreadは私のErebusからは約150-250kmの範囲に展開していたため、ブラスターでは残念ながら有効打を与えられなかった。
そのため私は砲をブラスターからレールガンへと切り替え、DDDにより瀕死となった敵Dreadへ火力を投射することにした。
これにより少なくない数のDreadに止めを刺すことができた。
程なく、Doomsday Deviceの第二射目が射撃可能となったため、これも手近なNaglfarへ発射し、
このNaglfarもまた、一撃で轟沈した。
しかしながら、全体としてはGOTG側のCapital Fleetは運用効率が低下し、
DRFのDreadの第一波をDownTimeまでに殲滅することはできなかった。
主な原因はDoomsday Deviceのターゲットの重複、
そしてTiDiにより、SuperCarriorのファイターが操作不能となったことであった。
私のNyxより発進した第一次攻撃隊のうち、Cyclops 3個中隊はTiDiのため敵Dreadまで到達することに失敗し、
逆に敵Machariel Fleetに捕捉され、一瞬で全滅した。
DownTime明け、GOTG側はTitanから順にログインを開始、
DRF側も順次ログインし、戦闘は再開された。
ET 12:20過ぎ
DRF側のDreadの第二派が突入。
ここで、GOTG側はDoomsday Deviceの統制射撃を開始した。
すなわち1隻の敵Capitalに対し、1発のDDDを発射、瀕死となった敵をSuperCarriorとTitanのタレットで止めを刺すというわけだ。
私のErebusもここで指定されたターゲットに向けDDDを発射、以後、この統制射撃が戦いが終了するまで実施された。
このあたりで、KeepstarのHPが徐々に削られ始め、緊迫した空気が漂い始める。
12:40頃
敵Capitalの一群が、Keepstar直上、GOTGのCapitalFleetから330km付近に現れる。
この距離はTitanが攻撃不能な距離であり、SuperCarriorのファイターもTiDiにより不調なため
GOTG側はこの一群に対してこの時有効打を与えることができず、一方的にKeepstarを攻撃されることとなった。、
このころ、Erebusの射程内に敵Capitalが1隻もいなくなったため、敵Macharielへレールガンを発射。
うち何隻かに有効打を与えることができた。(撃沈まで至らなかったものの、瀕死に追い込んだものも何隻かあった。)
Subcap戦でやや押されていたこともあり、有効打が出るならばとこの後敵Capitalが射程内にいない場合積極的に敵BSへ火力を投射した。
13:10頃、直上330㎞の敵Capital群へGOTGのDreadがワープにより突撃、これにより直上に陣取っていた敵Capital群は殲滅された。
13:30、もはや建設中であったKeepstarの運命は明らかであった。
だが、それでもFleetはゲートを超えて帰らねばならない。
そのためにKeepstarを懸命に攻撃する敵を、この後の30分、1隻でも多く屠ることにGOTGの全力が注がれた。
14:02 Keepstar 爆散
この後、DRF、GOTG共に艦隊を撤収させ、第一次MTO2-2戦はGOTGの戦略的敗北、戦術的勝利という形で終了した。
2017/10/17
第二次MTO2-2戦はGOTGのFortizar 1st Repair Timerを巡って行われた。
10/11からの数日間、GOTGは周辺宙域で作戦を展開、いくつかのPOSを破壊し、
MTO2-2に設置されていた、TESTのFortizarもRFに入れられた。
そして10/10、作戦は発令され、Fortizarのアンカーが開始された。
ET 19:50
FortizarのRepair Timer開始とほぼ同時に、TESTのJackdaw FleetがForti周辺に展開されていたバブルに突入。
Capital Fleetはゲート通過中であったが、これを好機と見たGOTGのSubcap FleetのFCは、Machariel Fleetを突撃させる。
結果、TESTのメインFCであるprogodlegendを撃沈したものの、これはDRF/TESTの罠であった。
突撃し、突出したGOTGのMachariel Fleetへ向けて、DRF/TESTのBomberによる爆撃が開始される。
この爆撃で投下されたBombの量は凄まじく、これによりGOTGのMachariel Fleetは壊滅した。
しかしながら、この直後、Pandemic LegionのCapital Fleetが現れ、リペア中のGOTG Fortizar直上へ展開。
GOTGのCapital Fleetも敵Machariel Fleetの至近距離へワープで突入し、DRFのSubcap Fleetを殲滅していく。
DRF側のMachariel・Abaddon両FleetはCapital Fleetの火力の前に退却を余儀なくされた。
結果、GOTG Fortizarのタイマーは守られ、MTO2-2に橋頭保を築くという戦略目標は達成された。