夢報告。珍しく朝早く登校したら、委員長が俺の机の角で……。
そこからさきはみんなが知ってる通りだ!
こんにちわー。ESPM社のちょう新米社員、クレメンタインです。
いつか大規模なPVP、宇宙戦争に参加してみたい、そんな気持ちでESPM社に入ったばかりのEVE ONLINE初心者です。
初心者目線から「なんでヌルセクの会社を選んだのか」「初心者がヌルセクの会社に入っても大丈夫なの?」的な話を追体験していただこうという趣旨のblogです。
念を押しますがクレメンタインはブスネカマです。「こいつは俺の妹だが、血はつながってない…」ってキャラ紹介のいいまわし、もう恥ずかしいを通り越してなんか面白くないスか?
ところでEVEで船長室に出られなくなるって地味にショックです。せっかくキャラメイク凝って眺めてようとカスメ3D2で練習してたのに…。新生クレメンタインはこうなる予定でした。
ちょっとあんた、どこ見てんのよ!(ヘソをかき隠しながら)
あー、そろそろ誰かに怒られそうなので本題に。前回予告してたのなんだっけ? ヌルセクの日常ね。はいはい。
金策、っていうと一般社会的には「借金する」ってニュアンスなんだけど、このゲームでの金策というのは稼業のことですね。稼業、つまり稼ぐ手段。いろいろな方法があって、NPCを倒してバウンティ(懸賞金)を得るラッティング、石やアイスを掘る採掘、惑星開発のPI、お宝さがしの探検、作って売っての性産業生産業、仕入れて売っての交易、輸送業、などなど。この辺はハイセクとやることは変わらないんですが、どれをとっても生まれる利益はヌルセクなり、というかヌルセクはハイセクに比べてかなりいいようです。というのは私はハイセク時代はトレードにちょっと手を出して放りなげ、結局ミッションくらいしかやってないので比較対象がよくわからないんですね。ただ「もしかしてヌルセクはハイセクよりも安全なんじゃないか」という気がしてきているぶん、ローリスクハイリターンじゃないかなー? という印象です。そういう観点からだと、むしろ宣戦布告への対応とか、ローセクでの振る舞い(フラグ立てなんか)とか、ヌルセクに慣れすぎているとうっかり忘れてしまいそうです。こう、公権力の及ばない荒野の世界で生き抜いたヒューマンガスが、悪徳の都で法の隙をついてくる詐欺被害にあう、みたいな。気をつけねばなりません。
ロックンローラーのアヤトーラこと荒野の勇者ヒューマンガス。もしも彼がNintendo Switchの転売詐欺被害にあったら……?
周りを見回すと、ISKが手っ取り早く入って効率がいいのでラッティングやっている人が大半です。スキル構成とかでラッティングより効率がいいからなのか採掘やってる人もけっこういます。PIは副業でやってる人かなりいる気がします。あー、いまこれ書いてて思ったんですけど、こういうのアンケートとかインタビューして書いたほうがまともなジャーナルっぽいすね。取材もせず裏も取らずチラ見と又聞きと憶測で書く、うひー、これがインターネットメディアってやつですか。ヤバ。ま、でもこれはいずれ調べて書きます。今度取材に協力してくれるアライアンスメンバー募集。
あと、ときどき外部の人から「ヌルで稼ぐには、やっぱり高スキル要求されるんですか?」と聞かれるんですが、別に要求はされなくて、スキルなりでハイセクより高効率だと思います。なので「採掘したいんだけどスキルが育ってからじゃないと稼げないんじゃ…」っていうのは杞憂です。仮に何やってもNPCに落とされちゃう! っていうレベルの人がヌルに来ても、誰かがやってる戦闘サイトの後ろのほうでサルベージでお宝漁りしたり、一緒にラッティングすればぐんぐんお金が貯まってスキルインジェクター買ってスキル伸ばして、それで稼いで、さらにスキルインジェクター買って…。というサイクルに乗ればいいんじゃないかな。ちなみにわたしたぶんまだ全部で8本くらいしか打ってないんでおるおるさんの入社時点に届いてないと思う……。
採掘といえば、先日弊社の新しい仲間が採掘屋のSさん(仮名)が、ちょう楽観的収益予想を試算したところ、ヌルで掘ってPLEX分を差し引いて月間約20Bの利益を叩き出せるというエクセルを見せてくれました。しかもスキルと資産が整い次第移行する目標の採掘体制でのちょう楽観的収益予測では、PLEX差引90Bだって。90Bて。ふわ~、すごいですぅ~(たまに思い出すネカマキャラ)。CTAはいやだけどヌルで安全に掘りたいって人はカラドリアスアライアンスにはひよこクラブもあります。
ちなみにカラドリアスアライアンスのルールに「Skill Pointが8Mに満たないメンバーはCTAへの参加を任意とする」というのがあります。「スキルが低いからなー」なんて尻込みしている人はご参考まで。
ときどきモメごとがある(ときモメ)
ヌルの日常にごくたまーに敵が襲来してくることもあります。こうなると金策どころではないんですが、ハイセクにいたころの感覚だと貯めたい目標金額までははるか遠くて、それが邪魔されるとうんざりしたと思います。ですが、ヌルは稼げる桁が違うので「ちぇっ」とは思うもののスキルさえあれば「じゃあ敵を迎え撃つか」という気持ちに切り替えて別の遊びモードに入りやすいんじゃないでしょうか。そもそもそういう遊びがしたくてヌルに来たわけですし。遊びに来てくれた子と遊ぶ、という感覚みたいです。
先日わたしがちょっと時間あるしラッティングでもしようかとインしたところ、ほぼその瞬間、弊社に入りたての採掘屋のSさん(仮名)がアライアンスのチャットで「敵にロークアルが捕まってしまったんですがどなたかお手すきのかた助けてくれませんか」なんて「すいませんがちょっと買い物おねがいできますか」くらいの調子で淡々と発言してて、「あ、いいっすよ……は? え!?」みたいな感じで二度見→テンションブチアゲ。
船の種類は乗る予定範囲のものしか憶えてない&知らないクレメンタインでもロークアルがメチャ高い採掘支援母艦だということくらいは知ってます。クレメンタインなんかの全財産投じても買えっこない、落としたらどんなに涙をこらえても「ククク……心は叫びたがっていても身体は正直なようなだな……」って感じで絶叫&四つん這い床叩き必至。
とりあえずうろたえながら「ど、ど、どこすか!」「フリートがないんですけど」とキョロキョロしてたらこの時間ぜんぜん人がいないでやんの。インしているけど離席っぽい人が二人くらい? クレメンタインは入ってまだ2か月くらいでCTAにも数えるほどしか出られてないけど、いちおう会社の先輩なんで落ち着いて対応を思い出します。まず状況確認。「まだ持ちそうですか?」「この調子ならあと敵が10隻くらいこなければシールドは持つと思います」え、ロークアルってそんな頑丈なんだ。じゃあなんとかできるのかな? Sさん「相手は二隻です、艦種は●●と××で」えーと、とにかく救助するにはワープスクランブラーで捕まえてる敵のロックを切ればいいはず。それにはECMだ。出ておいて良かったアライアンスの電子戦講習会。たしかそういうECMを積んだ安い船が会社のハンガーにあった。お、いっぱいある。発進! 敵の船によって効きやすいECMの種類があるのでそいつを当てれば……ランディング! ECMドローン展開、ロックオン! ポーン。あれ? なんで卵になっちゃったんだわたし……。うおー! 逃げ逃げ…っ!(金子信雄ばりの逃げっぷり)
ランディングから即撃墜されてしまったんですが、これは…。自分自身納得いかないのもあるんですが、Sさんのロークアル落としたら大変だ、との一心で、つごう三回同じことを繰り返し、まったく何もできない自分に、途方に暮れてしまいました。無力……! しかし状況は無情にも悪いほうに傾きます。「あ、三隻目が来ました」え、どっから来てんの? どうやらワームホールが開いてそこから入ってきたようです。この後続々と敵の増援がやってきて最終的には8隻がかりでロークアルを襲います。
と、そのとき離席していた他の二人が状況にやっと気がつきました。音声チャットツールで声を出していればもっと早く気がついてもらえていたかもしれないです。これは大反省。
で、一人の先輩がディスコード(外部連絡ツールの一種)でアライアンスメンバーに状況を伝えると、ピンチを聞きつけ続々とアライアンスメンバーがゲームイン。え、呼び出したら来てくれるの? とちょっと感動。後で聞いたらSさん感謝のあまり泣いてたそうです。というか、こういうとき「あのー、もしお手すきならでかまわないんですがー…」みたいな遠慮は無しなんですね……。これも反省点。結局敵と同数くらいのメンバーがインして救出スキームを手早く打ち合わせして、アーマーがギリギリ無くなる直前にロークアルを救出しました。
詳細は、えー、すいません、ボンクラなんでよくわかんなかったんですが、たぶんこんな感じだったと思います。Sさんのロークアルがサイノを焚いて、そこにロークアルのリペアをするでかい船をジャンプさせてロークアルの安全を確保して、おっかけ他のメンツが飛んでって敵を追い払った、って感じ。すごい! こんな頭悪そうな説明アリ? ナシ寄りのアリ!(自己判定)
後で聞いたら、ロークアルはアライアンスのオススメフィットにさえしていれば、もっと危なげなく安全を確保できたとのこと。カラドリのフォーラムは広大で読み切れないくらいの情報があって、その中に先人の積み重ねてきた採掘マニュアルみたいのがあります。まさにレガシーと言うにふさわしいのですが、どこに何があるのかわかんないことも多いので、とりあえずおっくうがらず聞いてみる、という態度で。
色々反省点はあるものの、しかしこの一件、かなりドキドキしたエモいエクスペリエンスで、クレメンタインはヌルセクでのアティチュードを改めてマインドセットしなおすのでした(無理やりパワーワードでまとめる)。
今週はこんなとこで。次回もヌルセク生活の日常をお伝えできればと思います。
この記事を書いたクレメンタインは羊社 Electric Sheep Machinery に所属してます。
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