ESPM記事 Suzumeのnullへの誘い

電気羊Suzume Laurantの完璧に幸福なnull生活 #35

対象:eve onlineを始めようか迷っている人・初心者・null未経験者
効能:eve onlineを始めたくなる。nullCorpに入社したくなる。※効果には個人差があります
使用上の注意:電子レンジでゆで卵を作ってはいけません。

吾輩はSuzume Laurantである。

現在、ちょっと変わったブースターイベントが開催中です。

ガレンテのルミネールというシステムをスタートして、指定したシステムまで時間内に行けばポイント獲得、というもの。

目先が変わって面白いと言えば面白い……のですが、ぶっちゃけ激烈面倒ですし時間も掛かりますので、ある程度自力で稼げる人はマーケットに流れたブースターを買う方がいいんじゃないかという感じではあります。
自分でイベントをやる人も居れば、そういう人からブースターを買う人も居る。そしてブースターに投資して儲けようという人も居る……
『イベントに参加するだけがイベントではない』なんて言うとちょっと矛盾した感じに聞こえますが、これこそeve。

初心者及びHi-Secの皆さんをnullへ誘う初心者シリーズ記事の第一弾はこちらから。シリーズまとめ読みはこちらをどうぞ。

今回は生産のそのまた続きです。
ようやく本題の説明に入れます。

 

やはり凄惨

さて、前回はT2艦製造のためのリアクションをしたところまででした。

リアクションで出来たこいつらを使って作るT2艦用のパーツ。『T2コンポーネント』と言います。
ちなみにどこの国のT2艦を作るかによって必要なパーツが変わるというシステムなので、BPOをご購入の際はご注意を。

例によってBPOの資源効率・時間効率を最大まで研究して、国毎のセットにして売ってる人が居るのでそれを購入します。
BPOからBPCを刷りましてBPCを使って生産。

材料こそ違いますが、この辺は最初にベクサーを作った時と同じですね。
注意しなければならないのは、インダストリーだけで製造できたベクサーと違い、パーツ毎に微妙に必要スキルが違う点です。

このスキル本が1冊10Mとかでうっとうしい値段なのである……
同じスキルで作れるパーツは同じキャラに作らせるとか、なんかそういう工夫をした方が良いでしょう。

これでついにイシュタルの材料が揃いました!

イシュタルの再発明

さあ生産を……いや、ちょっと待った。
イシュタルのBPCは?

T2艦のBPOは基本的に存在しません。
(一応、GMが気の迷いで作ってしまったものがあるらしいんですが、数は非常に限られていてまず市場に出回ることはありません)

ではどうやってBPCを手に入れればいいかと申しますと……『発明』というのをやらなければなりません。

発明とはなんぞや! と申しますと、T1艦のBPCを研究してT2艦のBPCを作成することです。
イシュタルはベクサーの派生T2なので、ベクサーのBPCを研究すればいいんです。

既に宇宙に存在しているものなのに、作る度に再発明しなきゃならないあたりカプセラはよほど記憶力が悪いと思われる。

発明は確実に成功するわけでなく、確率成功になります。
別にベクサーのBPCをイシュタルのBPCに変化させるわけではなく、『回した回数分だけイシュタルBPCを手に入れるチャンスがある』とか考えると分かりやすいです。

発明に必要なスキルはざっとこんな所。

研究所オペレーション(Laboratory Operation):研究ライン増加
高度研究所オペレーション(Advanced Laboratory Operation):さらに研究ライン増加
国毎の造船スキル:発明の前提であり成功率も増加
 例えばイシュタルの場合はガレンテ宇宙船電気工学(Gallente Starship Engineering) ……この日本語、誤訳臭いなあ
国毎の暗号方式スキル:発明の前提であり成功率も増加
 例えばイシュタルの場合はガレンテ暗号方式(Gallente Encryption Methods)
艦ごとの生産スキル:発明の前提であり成功率も増加
 例えばイシュタルの場合は機械工学(Mechanical Engineering)

発明は結構時間が掛かるので、ライン数を増やして複数同時進行させるのはまあ必須でしょう。

必要なのはアイテムはこんなところ

データコア2種(国毎の造船技術/前述の生産スキル)
 例えばイシュタルの場合はガレンテ造船技術と機械工学のデータコア
派生元T1艦のBPC
 もちろんイシュタルの場合ベクサー
(解読器)

データコアというのは、探検でデータサイトから発見可能な謎の物体です。
まあさすがに自分で揃えようとはせず買った方が良いでしょう。結構な数使いますし。

解読器も同じくデータサイトから発見できる資源です。何種類かありますが、お好みでどれでも投入できます。
実はこれが無くても発明ができるのですが、事実上必須と言えるでしょう。
何故か。
完成したT2BPCの資源・時間効率、それどころか1枚当たりのrun数すらも投入するデータコアに依存するからです。
データコア無しで発明をやっても『せっかく成功したのに資源効率微妙だし1runしか使えない……』みたいな事になりますので絶対入れましょう。
あと、データコアは発明の成功率も変動させます。成功率が下がるデータコアもあるので注意……
発明の成功率は素の状態で30%とかなので、成功率が下がるコアはぶっちゃけオススメできません。

無事成功すればBPCが完成。これでやっとイシュタルが生産できます。

もうゴールしてもいいよね?

生産に必要なスキルはイシュタルの場合、以下の通り。

高性能中型艦建造(Advanced Medium Ship Construction)
ガレンテ宇宙船電気工学(Gallente Starship Engineering)
機械工学(Mechanical Engineering)

建造スキル以外は、まあ要するに発明に使ったスキルをそのまま使える感じです。

あとは普通にBPCを使用するだけ。
この材料どもを見よ。

今回は説明を省略していますが、材料のRAMとかいうのは普通に鉱石ミネラルから製造できるパーツです。
安いし、小さいから輸送も楽だしで、今回は完成品を買いましたが、まあ全部自分で作りたいという人は作っていいのではないでしょうか。

建設ブロックはPI生産品です。こいつは自給自足してます。買うとなるとちょっと高いし重い……まあ買ってもいいとは思うんですが、建設ブロックの自給自足くらいならPI1キャラでもまかなえちゃったりしますし。

後は普通にジョブを開始すればOK。オツカレサマドスエ。

と言うわけでT2生産に必要な工程をまとめます。

鉱石⇒【精錬】⇒ミネラル

T1艦BPO⇒【研究(コピー)】⇒T1艦BPC⇒【生産】⇒材料のT1艦
⇒【研究(発明)】⇒T2艦BPC

コンポーネントBPO⇒【研究(コピー)】⇒コンポーネントBPC⇒
月石⇒【精錬】⇒月資源⇒【リアクション】⇒中間材料⇒【リアクション】⇒コンポーネント材料⇒【製造】⇒T2コンポーネント

【PI】⇒建設ブロック

R.A.M.BPO⇒【研究(コピー)】⇒R.A.M.BPC⇒【生産】⇒R.A.M.

……おわかりいただけただろうか。

いい加減ややこしいですが、『研究』『生産』『リアクション』全て別々でライン数が計算されています。
『Mass Reaction』のスキルを取っても研究や生産のラインは増えませんが、逆に言えばリアクションをフル回転させている最中でも生産や研究は問題なく行えるわけです。

とにかく死ぬほど面倒で、必要なBPOやリアクション設計図などの初期投資も重く、生産キャラは数が必要で、材料だって結構な値段……
そりゃT2艦は高ぇよ! というのを身をもって思い知ります。
慣れれば流れ作業で結構な収入になるんですけどね……

皆さんもT2艦を使う時は生産者の苦労に想いをはせて、バカスカ沈めましょう。
たくさん沈んだらたくさん売れますし。
それで気が向いたら作ってみるのもいいでしょう。

 

次回:abyss商戦
やっと落ち着いてきましたが、abyssの実装を巡ってのマーケットの動きを私が観測した範囲でご報告します。

この記事を書いたSuzume Laurantは羊社 Electric Sheep Machinery に所属してます。
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雑談だけでも構いません。
皆様のご来訪を社員一同お待ちしております。

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