対象:eve onlineを始めようか迷っている人・初心者・null未経験者
効能:eve onlineを始めたくなる。nullCorpに入社したくなる。※効果には個人差があります
使用上の注意:普通は押さない。
お父さん、Suzume Laurant のささやきが聞こえないの?
落ち着くんだ坊や HulkがKAMIKAZEされているだけだよ
リアル多忙でまたしばらくブログ更新サボってました。
今回は諸々遅報です。
年初、「eve online日本語再ローカライズおめでとう!」ということで、かつてカラドリウスが所属していたDEADコアリションのリーダーだったSort Dragon氏から、カラドリウスに対してお祝いを頂きました。現ナマで。
えー、具体的な数字は省きますが、かつてコアリションさえ率いたトッププレイヤーの財力マジえげつねえなというのが感想です。
なお、このお年玉はスキルインジェクターとしてアクティブなメンバーにぱーっと配布されました。
現在の戦争では敵同士の陣営ではありますが、それでもこうして人と人の繋がりが生きているというのはありがたいものです。
また年末年始には、今年もeve onlineではプレイヤーの一年を振り返る動画を作成するサービスがありました。
まあ、テンプレアニメーションの中に各プレイヤーの功績を数字として埋め込むだけなんですが。
危うくスルーしかけましたがブログのネタになると思って動画を生成。
私の場合どんな感じだったかさらっと晒してみます。
まず移動に関して。
私の場合suzumeは基本、キャピタルパイロット担当であんまり動かない(他のアカウントのキャラを主にちょこまか動かしてる)ことを考えればこれはなかなかの好成績。
これはひどい。
PIを推しまくってる割りに去年はほぼPIやってません。
PIは資源を持って行くため定期的に開発してるシステムに行かなければならないため、担当キャラをずっとそこに置いておく方が楽なのですが、いろんなキャラを仕事のためあっちこっちに分散させることが多くなったので面倒になってしまいました。
でもPIやりたい人が居たら沼に引っ張り込んでいろいろ教えたりはしてます。
プレイ時間はこんな感じ(これはあくまでsuzumeのログイン時間で、他キャラや他アカウントは考慮外)。入港状態の比率が大きいですがかなり上位ですね。
とは言えステーションの滞在にはROM(※見てるだけ)ってたりAFK(※画面前離れてる)ってたりする時間も含まれると思われます。
suzumeはあんまし使ってない気がしたのに、思ってたより飛行時間多いぞ。だがお気に入りの艦船がレベレーション(ドレッドノート)でもレハ(ジャンプフレイター)でもなくオカター(T2輸送艦)だったとは。前二つの方が乗ってるイメージあったんだけど、もしかしてこれ、乗ってた時間じゃなくて宇宙空間で乗ってた時間なのかな?
白眉はこれです。全項目が全プレイヤー中で上位1%入り。
とにかく大量にISKをやりとりしました。宇宙で最も金を扱ってるプレイヤーの一人が私です。しかもsuzumeは商売用のキャラじゃないのにこれだから驚いた。(マーケット担当のキャラは別で存在する……そっちまで含めたら軽く1T超え)
入ってきた金が811B、出て行った金が747B。未プレイの方にもある程度分かるよう表現するなら、どちらもだいたいタイタン船体10隻分です。運営さんはゲーム内の金額を現実に換算するのが大好きですが、その記法に従うならば今のPLEX相場換算で1万2千ドルくらい。
まさかこんな部門で上位1%とは露ほども思ってなかったんですが、なんでこんなことになったかというと(コツコツ稼いだ分もあるんですが)アライアンス業務として支払いを一時立て替えたり物資を買い付けたりやったからですね。上画像の半分くらいは経費で、純粋に自分の金なのは半分くらいだったり。
実のところ私はプレイ時間の大方をアライアンス管理業務の方に割いています。
自分自身がドンパチやるより、物資の運搬や皆の活動環境整備などなど、アライアンスを組織として動かすためのあれこれをやってるんです。
このえげつないISKのやりとりはその成果の一部です。いや、金とは関係無い仕事もしてますが。
実際こういう裏方は、一定以上の大きさの組織なら絶対に必要になるのでどこにでも居るはずです。
特にカラドリウスは曲がりなりにもヌルに領土持ってるわけなので、活動を維持するための業務は結構な量になります。
赤の女王は「その場に留まりたいなら全力で走り続けなさい」と言ったそうですが、一般メンバーに代わって全力で走り続けるのが仕事なわけです。
他のゲームではなかなかあり得ない(と言うかeve内でも稀少な)、しかしThis is eveと言うべき楽しみがあるポジションではあるんです。
が、色んな意味で「あなたもやってみましょう!」とは言い難い遊び方なんですよね……
ただ、CTAなんかでびゃーっと船が出て行くときなんか、「私が仕事してるからこの艦隊は出て行けるんだなあ」とか思ったりすると冥利に尽きます。
これもまたeveの楽しみ方。
アライアンスの金でTOP1%に入るというのもなんだかな感はありますが、これだけお仕事をしたという証だと思えば誇らしいもんですわ。
しかし、これだけプレイしてるのに我ながら本当にPvPをやってない。
逆に言えばeveはそんなプレイヤーでも活躍の場がある多様性重点なゲームでもあります。ミッションランナー、探検家、PvPer、生産者、FC、組織の管理者、いずれもが欠かせない宇宙の生態系の一部なのです。
あ、カラドリウスブログはPvPerな執筆者を募集中です。
ちなみにPvP動画なら、アライアンスメンバーでローミングFCのぶらすかさんがYoutubeにアップしてたりしますので、興味のある方はこちらもどうぞ。
初心者及びHi-Secの皆さんをnullへ誘う初心者シリーズ記事の目次はこちらから。シリーズまとめ読みはこちらをどうぞ。
今回は遅報上等。
1/27の超大規模戦、プリズンブレイクについてです。
M2-FXE、再び燃ゆ
1月2日の戦闘において、多くのタイタンが為す術無く討ち死にしたM2-FXE。
この戦闘は『撃てる船が無くなった』ことによって収束しましたが、しかし、未だ現地には多数のスーパーキャピタル(ほとんどタイタン)がログオフ状態で取り残されておりました。
何故かと言いますと、前回の戦闘の記事で説明したとおりで、サーバーの処理遅延により装備がロードされる前に沈んでしまった船はDT(※日次メンテ)が明けると復活するからなんですね。
もちろんそのことは敵も味方も分かっていて、Imperium側は無数のタイタンが沈んだ地点に定置型のバブルを大量に設置してヘルキャンプを開始しました。
ヘルキャンプ……なんぞそれと申しますと、要するに相手がログオフした場所に24時間体制で待機して、ログイン即殺する作戦です。
迂闊にログインしようものなら大量のバブルに足止めされて身動き取れないまま、ヘルキャンプしているタイタンの集中砲火で即死です。
実際、何隻かのタイタンが(ミスか、愚かしさ故か)バラバラにログインしてヘルキャンプの餌食になっています。
ヘルキャンプ作戦は、される側に対し『待ち構えている敵に対して分の悪い戦いをして脱出させるかスタック状態(※キャラと船が雪隠詰めにされて全く動けない状態)を継続するか』という選択を突きつけます。
ただ基本的に、対象がスーパーキャピタル艦隊でも無い限りヘルキャンプはそうそうやりません。何故かというと、ヘルキャンプは動員される味方の疲弊も大きいからなんですよね。する側も船を現場に釘付けにされがちですし。
今回Imperiumはホームの優位と、現場が自分のキープスターであるという好立地だったこともプラス材料だったかと思われます。
対して、ヘルキャンプされる側は相手が疲弊するのを待つという手があります。もちろんその間スーパーキャピタルの動員数が減ってしまうので辛くはあるでしょうけれど。
約一ヶ月にわたって続いたヘルキャンプ。
その間も周辺地域では小舟による泥沼の小競り合いは続いていたのですが、去る1月27日、遂にPAPI側はプリズンブレイク(※ヘルキャンプ破り)を決行します。
プリズンブレイク
日本時間昼下がり。
自宅で仕事中だった私はアライアンスdiscordのpingによって緊急招集をうけました。
内容は、即刻デルブに飛んで戦闘に参加するようにというもの。
PAPIこと反Imperium連合による奇襲的プリズンブレイクが始まったのです。
これは味方にも事前告知が無い不意打ちでした。
何故かというと敵方が絶対PAPIにスパイを入れてるからなんですよね。全体告知される情報はほぼすっぱ抜かれますので、ギリギリまで秘密にしておいて敵に事前準備させず、緊急招集でも味方が集まる時に一気にやったわけです。
戦闘の口火を切ったのは、ヘルキャンプ中のタイタン共めがけて投下された、大量の味方DN。その数、約400。
対キャピタル・対建造物に特化した高火力艦であるDNは、確かにタイタンと比較すれば遥かに見劣りしますが、火力を集中させれば普通にタイタンを破壊可能です。
ヘルキャンプ中の敵タイタンが、ログインしてくる味方タイタンを狙えば、その隙にDNが猛攻を仕掛けます。仕方なく敵はまずDNの排除に入りました。
さらに味方は遠距離に陣取ったスーパーキャリア艦隊から艦載機を発進させ攻撃。
この隙に味方サブキャピタルは大量のバブルの海に突撃。
味方スーパーキャピタルが次々ログインしてくる中、数に勝るこちらは定置バブルを一つ一つ破壊してタイタンが脱出するための隙間を作ります。
この辺で敵はこちらの脱出を阻止するためinterdictorを突っ込ませてきます。
もちろんそのdictorは味方のサブキャピタル艦隊が撃ち落としていくのですが、それは向こうも想定内。
dictorは死ぬ前にバブルを発射していきます。
dictorのバブルは定置バブルと異なり2~3分しか残らないのですが、ロックオンして打ち壊すことが不可能なので足止め力は高いです。しかもサーバーに負荷が掛かって時間が引き延ばされた10%TIDIの中では20~30分残ることになります。
遅延している間に敵は体勢を立て直し、仲間を呼ぶことができます(サーバー内の時間が10倍に引き延ばされても、リアルの時間は通常通り流れますね?)。
そうなればバブル漬けのスーパーキャピタルは、ログインしてしまった以上再度のログアウト逃げも厳しく(戦闘に突入した艦はログアウトしても一定時間宇宙空間に残り、無防備になる)、一網打尽でしょう。
そんな中、我らカラドリウスのボンバーフリートが突撃します。
ステルスボマー。
こいつらの専売特許である『ボム』という兵器は、ロックオン不可能ながら一定範囲に無差別ダメージを与えるという特殊な性能を持ちます。
そしてボムは、うまく命中させればバブルを焼けるのです。
一旦は戦闘宙域のやや離れた場所にランディング。
その後、バブルに捕まっているタイタンの位置を確認し、近場までワープ。
バブルを狙ってうまく軸を合わせ、ボムを発射したら、後は敵に撃墜される前にワープして逃げます。
この超大規模戦において、平日昼間のカラドリウスが出せた戦力は僅かでしたが、3,4隻のタイタンが我らのバブル破壊によりワープ妨害から逃れ、ジャンプアウトに成功しました。
なお私はボムを撃った後に死んだのですが、仕事はできたのでOK。
この戦闘の記録はこちらになります。
味方の損害は2T、敵方の損害は516B。
結果は額面のみ見ればほぼカルテットスコアの大差ですが、スタックしていた150以上のスーパーキャピタルが脱出に挑戦して破壊されたのは僅か6隻。プリズンブレイクとしては大成功と言えるものでしょう。
さらに、スーパーキャピタルの盾になった400隻のDNはほぼ全滅しましたが、それまでに敵のタイタンを6隻撃沈するという大戦果を上げました。
DN400隻の損失は確かに高いですが、せいぜいタイタン10隻ちょっと分と考えれば、この大規模プリズンブレイクの代価としては安いくらいです。
これにてPAPIはスーパーキャピタルの圧力を取り戻し、再びの睨み合いとなりました。
次にタイタンファイトが起こるのはいつで、どこなのかはまだ分かりませんが、おそらくいつか近いうちにまた起こることでしょう。
願わくばその時には、前回のようなトラブルが起こりませんように。
この記事を書いたSuzume Laurantは羊社 Electric Sheep Machinery に所属してます。
公開CH:羊への入り方
簡単に言うとJPCHと入り方は同じです。
・チャットウインドウの左肩にある小さな吹き出しアイコン(Open Channel Window)をクリック
・出てきたウインドウの上側にあるCHANNEL NAME入力欄に 羊 と入力してJOINをクリック。
雑談だけでも構いません。
皆様のご来訪を社員一同お待ちしております。