新米電気羊Suzume Laurantの完璧に幸福なnull生活 #8

対象:eve onlineを始めようか迷っている人・初心者・null未経験者
効能:eve onlineを始めたくなる。nullCorpに入社したくなる。※効果には個人差があります
使用上の注意:ページを表示後はなるべくお早めにお読みください。こんな記事に10分も20分も時間を掛けるのは人生の無駄です。

皆様、キル・バルバロス!(挨拶)
ふと思い立って自キャラのポートフォリオを撮り直してみたSuzume Laurantです。

なんだろう、このモナリザ感……

初心者及びHi-Secの皆さんをnullへ誘う初心者シリーズ記事の第一弾はこちらから。シリーズまとめ読みはこちらをどうぞ。

今回は成り行きで商売に挑戦と言うか体験した話です。

ヤク、出回る

時は11月はじめ。
イベントによって、こんなアイテムが出回り始めました。

いわゆるブースター。これを使うと全ての能力値が一定時間+10され、スキルトレーニングがかなりの速度で進むというグレイトな逸品である。
なかなか手に入らないことが普通なのですが、今回のイベントではイベントサイトを攻略することで確定入手できるため、売値も非常に安い。
出始めた頃の価格は、だいたいおひとつ30Mくらい。これを買わずにおく手はありません。

ただし! これはあくまでもイベントアイテム。11月中(正確には28日まで)しか使うことができないという消費期限付きの品です。
期限を過ぎたら、もはやただの鉄くず。
次に期限付きブースターが配られた時、新しいブースターに紛れてマーケットに出品して、アホが間違って買っていくのを期待するくらいしか使い道がありません。要するに詐欺です

こいつはnullで買うと当然お高いんですが、ジタではそれなりにリーズナブルな価格で提供されておりました。
ちょっくらサブキャラでジタへジャンプした私は、公開コントラ(契約)を見漁っていて、60個ほどのブースターをまとめて、単価17-18Mくらいで売っているものを発見しました。これを私は購入。
……実はこの時、ジタのマーケットでは既にブースターが@15Mくらいで売られていて、何か計算を間違えていたようで少し高く買ってしまったのですが、それに気が付いたのは後になってからでした。
さてHi穴とか都合良く開かないかなーと思っていたところ、都合良く某先輩がジタからnullへJFを飛ばすとかで、空き領域に詰め込んで運んでいただけることになりました。感謝感謝。
まあ、ブースターはひとつ1㎥とかなので、大した荷物ではないですが、いくら小さかろうが私にはまだ運べないわけで本当に助かりました。

(※Hi穴:Hi-Secとnullを結ぶワームホールのこと。ものすごい便利なので、これができるとみんながざわざわする)
(※ワームホール:宇宙にランダム出現・消滅するワープゾーン。何かの機会にもうちょっと詳しく説明します)

素敵なブースターは無事nullへと到着したワケなのですが……
ブースターの効果時間は、生物学スキルのレベルに応じて24h~48h。まあ取りやすいLv4で止めてもひとつ43hくらい保ってくれます。
なにしろ私は2アカしか持っていませんでしたので、期限めいっぱいまでブースターを使っても使い切れません。じゃあなんで買ったねんと言われますと、自分が使わない分のブースターはAlly向けコントラに出す気だったからです。

この少し前、某氏がAlly向けにブースターの販売をしておりまして、@25Mという値段設定だったのに飛ぶように売れていました。こりゃみんなブースター欲しがってるんだなと思った私は、ついでにちょっとAlly向けに持ち込んでみようと思っていたのです。別に商売をする気は無く、「喜んでくれるかも」くらいの感じで。
お値段は買い値にちょっとだけイロを付けてキリ良く@20M。「これくらい手数料として許してもらえるかな……?」という感じの値段設定でした。

 

2日後。
今が旬のブースターを安めに置いたのだから飛ぶように売れるはずだという私の予想を裏切り、結構な数が売れ残っておりました。
もうイベントが始まって1週間以上経っていたので、皆さん必要な量はだいたい確保済みだったのかも知れません。

冷静に考えれば、この時まだイベント終了(=消費期限切れ)まで3週間近く。
まだ慌てるような時間じゃなかった……かも知れませんが、ひとつでも売れ残れば大損(初心者には大金です)という状況は私を焦らせるのに十分でした。

私はAlly向けのコントラをいくらか引っ込めて、ブースターを少しずつ最寄りの商業地へ持ち込むことにしました。

銀河経済伝説

さてここで、主に未プレイの方向けに、eveのマーケットのシステムをご紹介致しましょう。
大雑把に言いますと、「売り注文」「買い注文」を出して待つ人と、それに応じる人によってマーケットは構成されます。
読んで字のごとく、「売り注文」は『この値段でこのアイテム売ります』という注文。
「買い注文」は『この値段でアイテム買います』という注文。分かりやすい。(本当は先物取引とかもできるんですが、高度な部分は私も理解してませんので割愛します)
NPCが売ってるアイテムも、買い取っているアイテムもごく僅か! この世界の経済はほぼ全てがプレイヤーによって成り立っています。と言うかNPC売りのアイテムすらnullへ運べば高く転売できたりします。多くのプレイヤーの動きによって形成されるダイナミックな経済も、このeve onlineの魅力です。

ちなみに買い注文は、資源や材料などの売り買いが活発な商品を除いて、基本的に足下を見たクソ安い値段で出されています。
『他にこんなもん買う奴居ねぇだろ? ホレ、買ってやるだけありがたく思えよ』ってわけで、しかもその態度はだいたい正しいです。『悔しいっ! でも売っちゃう……!』ビクンビクンしながら売るわけです。
ちゃんとした値段で売れる見込みがあるなら、他人の買い注文に飛びつかず、自分で売り注文を出さなければなりません。

で。
複数人が注文を出していれば、当然、より高い買い注文・より安い売り注文から処理されます。
そのため、例えば自分が持ち込んだアイテムで売り注文を掛けマーケットに商品を並べた後で、より安く大量に出品されたりしたら、売れなくなってしまいます。この差は本当に0.01ISKでもいいので、後出し有利です。実質ほぼ同額で、前の出品者より先に自分の商品を売れるようにしたりとかできます。

「じゃあ自分より安く売る人が出る度に出品しなおせば良いじゃないか」……と、思うかも知れませんが、そうも行きません。
なにしろ、売りだろうが買いだろうが注文を出す度に、値段に応じた手数料をむしられるのですから(スキルで軽減可能)。

値段に応じた割合徴収。つまり、高いものを扱うほどにハゲが進行します。また、売却時は売り注文を使おうが買い注文に応じようが税金をぶんどられます(こっちもスキルで軽減可能)。
手数料を取られないのは、売られてるものをその場で購入する場合だけです。

最寄りの商業地まで行ってみますと、マーケットではまだブースターが28M前後で売られています。
買い注文も出てましたが、10Mという舐めた値段だったので応じるのは論外です。
損をしないようにブースターを捌くなら、自分で売り注文を出すしかありません。私は覚悟を決めました。
値動き激しいのが確実で、しかも時限でゴミくずになるとか、最初に手を出す商品としては不適切極まりないですね。

ヤク売りのSuzume

28M前後でもみ合っている所だったので、私はひとまず27Mで4つほど売り注文を出してみました。4つしか売りに出してないのは、仮にもっと安い値段で出品されて注文を出し直すとしても手数料が安く済むようにです。売れたらまた少し出品すりゃええねんという感じ。本気で商売をするならそんな手間掛けず、まとめて出品することになるでしょうが……とにかく私は損を出さずにこの場を切り抜けたいという考えでいっぱいでした。
幸いにも、これはすぐに売れました。

未だ、値段のトレンドは28Mくらい。私はもう一度、同じように出品しました。

ところがその直後。26M辺りでの売り注文が100個以上入ったではありませんか!
そのステーションで出てる売り注文の半分以上がそれです。この商売に目を付けた誰かがHi-Secから大量輸入しやがったな、という感じです。

この状況では、私が出した売り注文まで買いが進んでくれることは絶望的でしょう。私は頭髪の一部に別れを告げながら注文を取り下げ、25.5Mで再出品しました。手数料をもう一度支払います。これもどうにか売ることができて、私は再度、25.5Mでの少量出品をしました。

翌日、私は我が目を疑います。私の出品後、0.01ISK下に売り注文が出され、さらに、24M,23M,22M,21Mと、階段状に10個ずつ売り注文が出ています。

ああそうね、売れれば売れるほど高くなっていくのね。割り込まれてもリスクテイクされてるわけね。何にせよ、うざったいライバルであることには変わりありません。

この時、消費期限切れまでは既に2週間。ずっと見ていてもブースターはあまり売れておらず、それ以上に出品されてじわじわ値下がりしているというのがトレンドです。みんな必要分は確保していて需要は先細りになると判断していた私は、毛根からを流しながら注文を取り下げ、もうなりふり構わず@19M~20.5Mで残りのブースターを捌くことを決意。手数料を考えればほぼトントン、これ以上下がったらヤバくね? という崖っぷちです。

結果、最安値で出してた時に丁度買いに来た人が居たみたいで、一瞬で完売。私は「もっと高くても売れたかも?」というよりも「あー、スッキリした! これでもうブースターの在庫のこと考えなくていいんだ!」という便秘終了直後のような爽快感とともに拠点へ帰っていきました。

リザルト

と言うわけで、私は余分のブースターを捌ききり、損をするどころか結果的に全部合わせたら50Mくらいの儲けを手に入れたのですが……

ぶっちゃけRatの方がよくね?

というのが個人的感想でした。時間効率で考えてもそうですし、0.01ISK Warの緊張感、金額変更時の「手数料無駄にした!」という後悔、そして「売れなかったら負債丸抱え」という状況が継続する、非常に胃の辺りが重い感じ……儲かる儲からないという遙か以前に毛根に悪い!!
なんとか損を出さずに商品を売り切っただけでよくやったものだと自分を誉めたいです。
こんなことを継続的にやって儲けを叩き出してる人は本当にすごいなあ……と思いました。

ですがきっと、こういうのにハマる人も居るはず。緊張感が無いゲームなんてつまらないというのもまた事実です。
自分の毛根を虐殺しながら札束で殴り合う戦場をお望みの方は、nullでの商売を考えてみるのもいいでしょう。
(※プレイヤーが使っているのはおそらく電子マネーですので鈍器にはなりません)

余談

大量出品によって一度下がったブースターの値段ですが、その大量のブースターはなんだかんだで全部売り切れ、イベント終了直前には24M~25M前後まで値段が戻っておりました。ブースターがそれ以上大量に売り出されることは無く、逆に売れ方は継続的だったようです。

膨大な量の商品がNew EDEN中から集まるジタならともかく、こんなnullの奥地にイベントアイテムを安定供給する人が居るわけもなく、まして売れ残ったらゴミになるものを消費期限すれすれで輸入するような豪傑もおらず、結局は、先細りになる需要がそれでも供給を上回ってしまったわけです。商売の難しさをあらためて感じました。
焦って売った私は損をしたわけですが……晴れやかな気分だったので特に気になりませんでしたとさ。

次回:初CTAまでのグダグダな話。
やっとこの話ができます。ただし、ハデで華やかな要素は何も無いです。

 

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このリンク踏んだからと言って義理が出来たりはしませんのでご安心下さい。

 

この記事を書いたSuzume Laurantは羊社 Electric Sheep Machinery に所属してます。
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